イタリア旅行記
無事、組み上がりました。 今日は雨のため、走行レポートはまたあらためまして。 日本イタリア京都会館 http://italiakaikan.jp/
昨年8月の工房訪問から、親方のヴァカンス(想定内)、親方の心発作(想定外)、 さらにアイスランドの噴火(これまた想定外!)と、幾多の試練を乗り越えて ついに念願のZULLOフレームが来日し、本日対面してきました。 私もこれまで多くのフレームを見て…
久々の自転車ネタです。 Zullo工房より、いよいよ完成間近となったフレームの画像をいただきました。 世界で唯一、自分だけのための自転車がこうして作られている と知ると、それだけで興奮してきますね~! あとは接合部の処理をしたら、塗装を残すのみとい…
8月にZulloで注文してきたフルオーダーのカーボンフレーム、 実製作はまだ先なのをこれ幸い(?)、工房の職人さんとやり取り して、デザインを変更していただきました。 上が変更後のものです。 ベースデザインは変わらずですが、メインカラーをブルーにし…
マントヴァはヴェローナから南西に約40キロに位置する文化都市。 この地を治めたゴンザーガ家の輝ける遺産が、今では「世界遺産」と して認定され、多くの人を集めています。 私が訪れたのは夜だったので、建物の内部に入ることはできませんでしたが、 夏…
モンテ・バルドはガルダ湖東岸に広がる山岳地帯で、特定の山というより この山地一帯を指す名称です(「北山」や「六甲」といったかんじ)。 このあたりは、ヴェローナから20~30キロで行けるということもあり、 夏はハイキングやキャンプ、冬はスキー(…
以前の記事(http://blogs.yahoo.co.jp/italia_kaikan/archive/2009/9/16)で ご紹介した自転車工房から、私の体に合わせた自転車フレームの設計図面と カラーオーダーのイラストが届きました。 私が訪問した翌日からしばらくヴァカンスに入られていたので、時…
イタリアを走るときの注意点を整理しておきます。 右側通行を別にすれば、基本は日本で走るのと同様です。 いろいろ注意しなければならない点はありますが、日本以上に すばらしい環境で走れること、請け合いです! ●イタリアでは自転車も車と同じく右側通行…
今日は、イタリアの道を走るための言葉・表現をご紹介したいと思います。 もちろん、自転車だけでなく、歩いたり、車で回る時にも使えますよ。 ●道路にかかわるもの 道: strada(ストラーダ) 自転車道: pista ciclabile(ピスタ・チクラービレ) 交差点:…
前回ご紹介したアレーナ(http://blogs.yahoo.co.jp/italia_kaikan/60357054.html)を 中心に広がるヴェローナの街は、 「イタリア周遊8日間の旅」などと銘打った弾丸ツアーですと、 ・ジュリエットの家に行って ・ジュリエットの右胸を触って ・記念写真を撮…
せっかく夏のヴェローナに来たからには、ということで一日自転車は お休みして、古代ローマの遺跡であるアレーナでオペラを見ることに。 アレーナは、ローマのコロッセオと同じく元々は円形闘技場として、 紀元一世紀に建てられました(画像1番上)。 当時…
昨日のブログ(http://blogs.yahoo.co.jp/italia_kaikan/60334465.html) でご紹介した自転車工房でオーダーするため、事前に自転車パーツの イタリア語のアンチョコを作って行きましたので、せっかくなのでUP したいと思います。 画像では見にくい(絵も…
今回の旅では、走るだけではなく、現地で自転車のオーダーを することも目的でした。 渡航前にネットでVerona近辺の自転車工房を調べたところ、 Veronaの西 約15kmのCastelnuovo del Gardaという町に "Zullo"というお店を発見。滞在中に訪問してきました。 …
「今日はどこを走ろうか?」と地図を眺めていたところ、ガルダ湖東岸・ ワインの産地として知られるBardolinoから九十九折の道が山に向かって 続いていて、その終点に教会のマークがあり、小さい字で"Eremo"という 地名が記されていました。 "Eremo"について…
ガルダ湖の南に細長く突き出した半島が、古代ローマの時代から リゾート地として愛されてきたSirmioneです。 ここは今でも別荘・高級ホテルが並び、近年ではマリア・カラスの 別荘があったことでも知られています。 半島の先端には古代ローマ時代の別荘が今…
ガルダ湖から南に流れ出るミンチョ川を下ること約8キロ、 Valeggio sul Mincioという小さな可愛らしい村があります。 ここは一時さびれた寒村だったものを地元が村おこしとして リストランテやペンシオーネなどを作り、今では多くの 観光客が訪れる所となり…
この夏、マイ自転車を持参してイタリア北部・ガルダ湖周辺を 回ってきました。 ガルダ湖はイタリア北部にあるイタリア最大の湖。 ロンバルディア州とヴェネト州にまたがる場所に位置し、 北はドロミテから続く急峻な山々にはさまれ、南はMorenaと よばれる氷…
「イタリア不満喫?」 今回のイタリア旅行ではスリにもストにも会わず、肩に力入っていたわりには拍子抜け(?)でした。しかし「イタリアは危ない」と言われる所以であるスリやマフィアも、じゃあ日本が安全かというとそうでもないと思います。東京でスリにあ…
「天国と地獄」 小さい頃、連れて行ってもらった鎌倉大仏で買ってもらった「地獄と極楽」という絵本がありました。主人公がいったん地獄へ落ちるものの、生前の功徳のおかげで最後はめでたく極楽往生を遂げるというもの。燃えさかる炎、こん棒やのこぎりを振…
「石の文化」 今回の旅では街をひたすら歩き回りました。 ナポリ6時間、ローマ5時間、ミラノ8時間、そしてフィレンツェ9時間。 それは街の空気を身をもって感じたかったから。 そして最も体感したことは「足の裏が痛い」(能書きのわりに次元が低い・・…
「ミケランジェロ広場」 気まま旅もいよいよ最終目的地のフォレンツェへ。 煙と何とかと一緒で、とりあえず高い所に行かないと気がすまない性分なので、 日没を気にしながらミケランジェロ広場まで足を進めました。 京都と一緒で、周りに小高い山のある街と…
「イタリアの英会話の広告」 日本と同様、先進国の中では英語力の遅れているイタリアでは、テレビCMや街角の看板で よく英会話学校の広告を見かけました。 "L'inglese maccheronico ti schiaccia?"「間違いだらけの英語が君を台無しにする?」 "maccheroni…
「湖水地方」 ミラノからちょっと足を伸ばしてスイス国境近くのコモ湖へ。中央駅からローカル線に乗って約1時間。 ここはミラネーゼの避暑地として人気であるとともに、サイクリング(特にロードレーサー)には格好のコース。近くには「自転車の教会」とし…
「ミラノの市電」 ミラノの街を歩いていると、そこかしこで見かけるトラム(市電)。残念ながら今回は乗る機会はありませんでしたが、古い街並みにクラシックな車体がなじみますね。最近はドイツ製の無骨な車両も増えているようですが、オールドボーイズにも…
「ドゥオーモ」 ローマからミラノまでインターシティで移動。特急の指定席を取ったからといって油断はできない。みな好き勝手なところに座っているし、どう見ても無賃乗車な連中も結構いて、自分の席が空いているとは限らない。「君は何番?」「ここじゃない…
「ローマは一日して成らず」 コロッセオにフォロ・ロマーノ。 コロッセオの下の方に見えているのは日本人ご一行様。 スケール感が伝わりますでしょうか? イタリアでは「東京ドーム○個分」ならぬ「コロッセオ○個分」 といった言い回しがあるのだろうか?? …
「バチカン」 いまさら言うまでもなくカトリックの総本山にしてローマ法王のお住まい、そして世界最小の国。 といった能書きより、手前左の白いロングドレスの女性が映画「マレーナ」のモニカ・ベルッチを 髣髴とさせるシルエットで、少しドキドキ。残念なが…
「ホテル中庭の眺め」 ローマ・テルミニ駅近くのホテルで荷を解いて、窓を開けて見た光景。 イタリア(特に中南部)では当たり前のどってことない眺めだけど、 映画「特別な一日」の1シーンを思い起こさせる中庭、そしてはためく 洗濯物。 ある日―その日は…
「カルミネ・マッジョーレ教会」 客引きや白タクのたむろする駅前広場から泥棒市場を抜けると、そこは 海岸通に面したカルミネ広場。その広場に静かにたたずむのがカルミネ・ マッジョーレ教会。 そこに至るまでの混沌・猥雑との格差・断絶ぶりが、まさに"N…
「街角の雑誌スタンド」 イタリアでは基本的に本屋では雑誌を置いておらず、雑誌はこのようなスタンドで売っています。 やはり多いのはサッカー関連と芸能関連。大人な雑誌は奥の方。子供向けは店の外のダンボール箱の上に。 イタリアでも日本のマンガはけっ…