イタリア・ファッションブランド 拒食症のモデルを起用して拒食症の現実を訴え

ベネトンの一連の社会的広告で知られるイタリア人写真家オリビエーロ・トスカーニ氏が、今回は拒食症のモデルを起用することで、拒食症の現実を訴えかけた。
体重31キロのフランス人モデルを起用したのは服飾ブランド「Flash&Partners」。広告には「No Anorexia(拒食症)」と書かれており、骨と皮だけにやせ細ったモデルの裸体は非常にショッキングなものである。
やせすぎのモデルをめぐっては、スペインで昨年行われたマドリード・ファッション・ウイークでBMI(肥満度)が18を下回るのモデルの起用が禁止され、大きな注目を浴びた。BMIで標準とされる数値は18.5─25。