「イタリアは素晴らしい、ただし仕事さえしなければ」  【新着図書のご紹介】

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長いタイトルですが、思わず書店で手に取ってしまいました。

著者は通信社の特派員としてスイスに滞在し、イタリアも担当していたという経歴の持主。必然的にスイスや周辺国(フランスやドイツ等)とイタリアを対比するようになります。
一般的にわれわれ日本人が持つ「西欧」のイメージとは、斜め30度くらいズレているイタリアという国で、キッチリ仕事を回していくことの難しさ。特に通信社という、締め切りに追われた仕事で、その苦労は想像を超えていたことでしょう。滞欧期間中に、ローマ法王の交代・トリノオリンピック・首相の交代と、ビッグイベント盛りだくさん。それに比例してトラブルも盛りだくさんで、それでもイタリアに魅かれ続けるのは何ゆえか?平易な文章で、あっという間に読める新書です。



                        日本イタリア京都会館
                        http://www.italia.on.arena.ne.jp/