唐突ですが、「シリーズ・今日の一曲」と題して、イタリアン・ポップスの代表曲を紹介することになりました。
紹介した曲（の入っているＣＤ）はすべて資料室に所蔵されているので気になったらぜひ借りてみて下さい。
そして、記念すべき第一回目の「今日の一曲」は・・・・・
ジーノ・パオリ 『部屋の中の空（il cielo in una stanza）』に決まりました。
ジーノ・パオリは1960年代にデ・アンドレやルイージ・テンコなどと共にジェノヴァ派（系？）と呼ばれ一世を風靡したシンガーソングライターです。
デビュー当時は世間に見向きもされなかったようですが、『部屋の中の空』をミーナというイタリアを代表する歌手がカヴァーし大ヒットを記録して以来、イタリアンポップスを代表するミュージシャンとなりました。
この『部屋の中の空』はミーナなどのカヴァーもあって、今やイタリア人であれば誰もが知っている程、有名なポップソングとなりました。ちなみに仏大統領・サルコジの妻として有名なフランスの歌手・カルラ・ブルーニもカヴァーしています。個人的にはパオリのものとブルーニのものが好きですが、皆さんはどうでしょうか。是非、一度聞き比べてみてください。
p.s.ミーナ・ヴァージョンも資料室には所蔵されているのですが、ブルーニ・ヴァージョンは残念ながら所蔵されてません。どうしても！という声があれば購入も検討しますが、それまではYOUTUBEでご勘弁。
資料室係・Ｋ
日本イタリア京都会館
http://www.italia.on.arena.ne.jp/
