こんにちは資料室係です。たまにはあんまり好きじゃない歌手も紹介してみようと思います。
今、イタリアポップス界で一番売れている女性シンガーといえば恐らくみなさん満場一致でこの方を挙げるでしょう。そう、イタリアポップス界のディーヴァ、ラウラ・パウジーニから今週の一曲を、、、
今週の一曲はラウラ・パウジーニ「孤独(la solitudine)」に決まりました。
ラウラ・パウジーニは今や世界的に有名なアーティストです。2006年には、グラミー賞、最優秀ラテン音楽賞を獲得し、名実ともにイタリアを代表するディーヴァになりました。イタリア人でグラミー賞を獲得したのは、先日紹介したドメニコ・モドゥーニョ以来、史上2人目の快挙でした。もちろんイタリア人女性としては史上初なわけです。
アンドレア・ボチェッリ、ルチャーノ・パヴァロッティなどのそうそうたる面々とデュエットしたり、クリスマスに教皇の前で歌ったりと各方面で大活躍のラウラ・パウジーニですが、彼女がイタリアで一躍有名になるきっかけとなったのがこの「孤独」です。
サンレモ音楽祭新人賞を獲得したこの曲のテーマは「好きな男の子の引っ越し」という幼児期によくありそうな話です。
Marco nel mio diario ho una fotografia マルコ、私の日記にはあなたの写真が一枚。
Hai gli occhi di bambino un poco timido 子供のような目、少しおどおどしているね。
La stringo forte al cuore e sento che ci sei それを胸に強く当てて、あなたを感じるの
Fra i compiti d'inglese e matematica 英語と数学の宿題の間に。
どうでしょうか。こういう歌詞が個人的には苦手です。
しかもアメリカン・ポップスのような楽曲もあまり好きではありません、、、、、
(悪口ばかりになってしまったっっ・・)
でも声は好きですよ。特に高音の発声が奇麗でやはり歌唱力は目を見張るものがあります。
まぁ資料室係の音楽の趣味は偏っているので、これはあまり気にせずイタリアで最も売れているシンガー、ラウラ・パウジーニの代表曲「孤独」、みなさんも一度聴いてみてください。
資料室係 K
日本イタリア京都会館
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