ちなんだセミナー『ボルゲーゼ家の秘宝～ルネサンスからバロック～』を開催いたしま
した。
講師には神戸大学大学院准教授の宮下規久朗先生をお招きし、47名の方々にご参加いた
だきました。
先生のお話によりますと、展覧会の目玉でもあるラファエロの『一角獣を抱く貴婦人』、
ひょっとすると女性が抱いている動物は一角獣ではなくて○○かもしれない、もし仮に
一角獣だとするならば抱いている女性は貴婦人ではなくて○○のはずである。」だそう
です。他にも興味深い内容が盛りだくさんで、イタリア美術を見る眼が肥えてきたよう
な気がします。
さて、来年はカラヴァッジョの生誕400年にあたります。2月には映画も公開されるそう
ですが、当館でもこの生誕400年を記念した特別講座（連載型のセミナー）を宮下先生に
お願いする予定です。いよいよバロックの巨匠が400年の眠りから目醒めます。セミナー
詳細が決まり次第ホームページにUPしますので是非ご期待ください。
日本イタリア京都会館
http://italiakaikan.jp/
