名著『薔薇の名前』で知られるウンベルト・エーコの歴史小説『バウドリーノ』、
この中では中世の西洋人がイメージする東方世界の驚異が描かれています。
その中に登場するさまざまな空想上の怪物たちのひとつとして一角獣が登場
しますが、実はエーコは彼の他の著作『美の歴史』や『カントとカモノハシ』の中
でも、しばしば一角獣を取り上げております。
記号論者エーコの描く一角獣とは、いかなる意味を持つ存在なのか・・・?
今回のセミナーにおいてはエーコのみならず、堤先生ご自身のイタリア語との
出会い、須賀敦子さんとの交流の思い出、翻訳のお仕事にまつわる裏話など、
気楽に楽しんでいただけるお話も満載です。ぜひこの機会をお見逃しなく!
・講師: 堤 康徳(翻訳家、慶應義塾大学講師)
・日時: 9月11日(土) 18:00~20:00
・会場: 日本イタリア京都会館 京都本校
・費用: 一般・受講生:1,500円、個人維持会員:500円
・定員: 50名 先着順
・お申込: 電話 075-761-4356 日本イタリア京都会館 事務局
あるいは インターネットでお申し込み下さい
申込フォームはこちら
http://italiakaikan.jp/form/order/form.html
その他、セミナーの詳細はこちらをご参照ください。
http://italiakaikan.jp/culture/seminar/index.html
日本イタリア京都会館
http://italiakaikan.jp/