格差社会とイタリアの社会学

格差社会」という言葉がしきりに飛び交う今日この頃ですが、
よく新聞等で目にするキーワードがイタリアの社会学を起源と
していることを、今日資料室で本をパラパラっとして、初めて
知りました。

たとえば、所得分配の不平等さを測る「ジニ係数」はイタリアの
統計学者コッラド・ジニによって編み出されたそうです。

また、「2割の高額所得者に社会全体の8割の富が集中する」と
いう説で有名な「パレートの法則」はイタリアの社会学者ヴィル
フレド・パレートが提唱したものです。

2人とも19世紀後半に生まれ、20世紀前半に活躍した社会学者。
そのような学者を生んだ当時のイタリアはどのような社会だったの
だろう?

興味の行く手は奥が深そうです。
とりあえず今日はここまで。


                    日本イタリア京都会館
              http://www.italia.on.arena.ne.jp/