2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「ゴルドーニ喜劇集」 【新着図書のご紹介】

齊藤先生による本邦初訳の作品を多数おさめた「ゴルドーニ喜劇集」が 名古屋大学出版から発売されました。ヴェネツィアを、そしてそこに暮 らす人々を活き活きと描いたゴルドーニの喜劇に、わかりやすい訳文が ピッタリはまっています。様々な書評でも高い評…

イタリアに中道左派の最大政党が発足

イタリアの中道左派の新党・民主党は27日、ミラノで党大会を開き、ベルトローニ・ローマ市長(52)を党首に任命し、正式に発足した。名誉職的な議長にはプローディ首相(68)が就任した。これによりベルトローニ氏が中道左派の次期首相候補となる。 民…

「最後の晩餐」の高解像画像がネットで公開

イタリア・ルネサンスの巨匠、レオナルド・ダビンチが描いた「最後の晩餐(ばんさん)」が、160億画素という高い解像度のデジタル画像にしてインターネット上で公開され、絵画の細部にわたって鑑賞できることから話題を呼んでいます。 イタリアの文化庁や…

塩野七生氏が文化功労者に

「ローマ人の物語」を始め、数多くの著作でイタリア文化・古代ローマ文明を 日本に広めた塩野七生氏が文化功労者に選ばれました。「歴史は人間の生き ざまであるが故に面白く、楽しんで読むことで学べる」という信念で、その著作 はイタリア研究家のみならず…

京都シネマでスペイン映画も割引に!

現在、イタリア映画を割引して頂いている京都シネマで、このたびスペイン映画も割引適用して頂けることになりました!(パチパチ!) 現在上映中の「パンズ・ラビリンス」はアカデミー賞3部門を受賞。先日、見てこられた生徒さんも「すごく良かった~」と大…

トレビの泉が「血の池」に

トレビの泉に無政府主義者と称する者が赤い染料を注ぎ込み、泉が真っ赤な血の色に染まってしまった。泉の周りにはビラがまかれており、18日に開幕したローマ映画祭の巨額の予算を非難し、「お前たちは赤じゅうたんが必要なだけだろう。我々は全体が真っ赤…

チェンバロ・コンサート チケット差し上げます

11月9日に京都府立府民ホールアルティにて 「寺岡勝己チェンバロコンサート 16-18世紀のスペイン音楽とJ.S.バッハ」 が開かれます。 こちらの招待券を2枚いただきましたので、興味のある方はイタリア会館 事務室までお越し下さい。 ・日時:11月9日[金…

【浮浪雲イタリア日記】 Arrivederci Italia

「イタリア不満喫?」 今回のイタリア旅行ではスリにもストにも会わず、肩に力入っていたわりには拍子抜け(?)でした。しかし「イタリアは危ない」と言われる所以であるスリやマフィアも、じゃあ日本が安全かというとそうでもないと思います。東京でスリにあ…

【浮浪雲イタリア日記】 フィレンツェその3

「天国と地獄」 小さい頃、連れて行ってもらった鎌倉大仏で買ってもらった「地獄と極楽」という絵本がありました。主人公がいったん地獄へ落ちるものの、生前の功徳のおかげで最後はめでたく極楽往生を遂げるというもの。燃えさかる炎、こん棒やのこぎりを振…

【浮浪雲イタリア日記】 フィレンツェその2

「石の文化」 今回の旅では街をひたすら歩き回りました。 ナポリ6時間、ローマ5時間、ミラノ8時間、そしてフィレンツェ9時間。 それは街の空気を身をもって感じたかったから。 そして最も体感したことは「足の裏が痛い」(能書きのわりに次元が低い・・…

【浮浪雲イタリア日記】 フィレンツェその1

「ミケランジェロ広場」 気まま旅もいよいよ最終目的地のフォレンツェへ。 煙と何とかと一緒で、とりあえず高い所に行かないと気がすまない性分なので、 日没を気にしながらミケランジェロ広場まで足を進めました。 京都と一緒で、周りに小高い山のある街と…

イタリア語の勉強になるサイト

イタリアの民放「LA7」のサイトではニュースの原稿が そのままテキストで表示されているので、リスニング の勉強に大いに役立ちます。 http://www.la7.it/ ニュースよりサッカーの方が長いのは、さすがイタリア?!

「バール、コーヒー、イタリア人」 【新着図書のご紹介】

少し前に出版された本ですが、最近読み終えて大変面白かったので ご紹介します。 イタリアに行かれたことのある人で、バールに入ったことがない、 という人はまずいないでしょう。そのくらいイタリアでは一般的な バールは、なぜイタリアでそれだけ根強く親…