今月のBRUTUSで須賀敦子

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今月のBRUTUS(ブルータス)の特集は「『生き方』を考える本」。

その特集の中で、トップがチェ・ゲバラで、なんとその次に
取り上げられているのが須賀敦子。(ちなみに、須賀敦子の後ろ
北大路魯山人という、なんとも豪華ラインナップ)

チェ・ゲバラと比べると、世界的知名度や影響の大きさは比ぶべく
もありませんが、チェ・ゲバラが政治的革命家としたら、須賀敦子
既存の価値観に対する革命家だったと言えるのではなでしょうか。

ある意味、前者以上に、その活動は困難で手さぐりであったと思い
ます。キューバは曲がりなりにも革命に成功しましたが、
須賀さんの求めたものは、今の日本で本当に実現されているのか・・

景気悪化・政局混迷のニュースばかり飛び交う昨今ですが、
「人としての生き方」が真に求めるべきものではないか。
ふとそんなことを、この特集を読んで感じました。

 画像上は当館大阪校の須賀敦子全集と今月のBRUTUS




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