『母をたずねて三千里』 対訳本のご紹介

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名作アニメの代表作『母をたずねて三千里』、原作はエドモンド・デ・アミーチスの"CUORE"の
中の一章 "Dagli Apennini alle Ande(アペニン山脈よりアンデス山脈へ)"というのは、皆さん
知るところだと思います。その古~い(昭和29年初版印刷!)対訳本が大阪校にありますので、
ちょっとご紹介したいと思います。最初の一節はこのように始まります。

"Molti anni fa un ragazzo genovese di tredici anni, figliulo d'un operaio, and?? da Genova in America, -solo, -per cercare sua madre."
(訳:「何年か以前、ゼノア生れの少年で十三になる労働者の息子が、ゼノアからアメリカまで -たった一人で- 母を尋ねて行った」)

さすがに言葉遣いもちょっと古めかしいですね。ちなみに「労」の字は旧字(!)です。
中級レベルの方であれば、和訳ページは隠しながら読み進めることが出来るのではないでしょうか。


それにしても、この頃のアニメって、本当によかったですね~。
思い出すだけで“うるっ”ときそうです。


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