まずひとつは、元パナソニックイタリア社長、大阪大学講師の立元義弘氏による
「現代イタリア事情 -Italia oggi-」。
立元氏の略歴をご紹介させていただきますと、大阪外国語大学イタリア語科
(現大阪大学外国語学部)をご卒業後、松下電器(現パナソニック)に入社され
入社6年目より20年の長きにわたりパナソニックイタリアに出向され、イタリア
ビジネスの最前線でご活躍されました。
在伊中には前述のとおりパナソニックイタリアの社長をはじめ、北イタリア
日本人会の会長や在伊日本商工会議所の副会頭といった要職を勤められ、
イタリアのビジネス事情のみならず、文化歴史・社会事情に精通され、
そのご経験に基づいて、今回の連載の運びとなりました。

もうひとつの新連載は、沖縄県立芸術大学の尾形希和子教授による
「イタリアロマネスクの動物誌(ベスティアリオ)」。
尾形教授も同じく大阪外国語大学イタリア語科のご出身。
のち東京外国語大学大学院修士課程修了。
ご専門はロマネスク美術の研究で、『レオノール・フィニ:境界を侵犯する新しい種』
(東信堂、2006年)、『イメージの解読:怪物』(共著、河出書房新社、1991年)といった
著書をものされています。

お二人とも隔月の連載ですが、どうぞお楽しみに!
会報誌は、こちらのリンクの「コレンテ 2010年9月」をクリックしてご覧下さい。
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日本イタリア京都会館
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