2007-01-01から1年間の記事一覧

【浮浪雲イタリア日記】 フィレンツェその3

「天国と地獄」 小さい頃、連れて行ってもらった鎌倉大仏で買ってもらった「地獄と極楽」という絵本がありました。主人公がいったん地獄へ落ちるものの、生前の功徳のおかげで最後はめでたく極楽往生を遂げるというもの。燃えさかる炎、こん棒やのこぎりを振…

【浮浪雲イタリア日記】 フィレンツェその2

「石の文化」 今回の旅では街をひたすら歩き回りました。 ナポリ6時間、ローマ5時間、ミラノ8時間、そしてフィレンツェ9時間。 それは街の空気を身をもって感じたかったから。 そして最も体感したことは「足の裏が痛い」(能書きのわりに次元が低い・・…

【浮浪雲イタリア日記】 フィレンツェその1

「ミケランジェロ広場」 気まま旅もいよいよ最終目的地のフォレンツェへ。 煙と何とかと一緒で、とりあえず高い所に行かないと気がすまない性分なので、 日没を気にしながらミケランジェロ広場まで足を進めました。 京都と一緒で、周りに小高い山のある街と…

イタリア語の勉強になるサイト

イタリアの民放「LA7」のサイトではニュースの原稿が そのままテキストで表示されているので、リスニング の勉強に大いに役立ちます。 http://www.la7.it/ ニュースよりサッカーの方が長いのは、さすがイタリア?!

「バール、コーヒー、イタリア人」 【新着図書のご紹介】

少し前に出版された本ですが、最近読み終えて大変面白かったので ご紹介します。 イタリアに行かれたことのある人で、バールに入ったことがない、 という人はまずいないでしょう。そのくらいイタリアでは一般的な バールは、なぜイタリアでそれだけ根強く親…

【浮浪雲イタリア日記】 ミラノその4

「イタリアの英会話の広告」 日本と同様、先進国の中では英語力の遅れているイタリアでは、テレビCMや街角の看板で よく英会話学校の広告を見かけました。 "L'inglese maccheronico ti schiaccia?"「間違いだらけの英語が君を台無しにする?」 "maccheroni…

【浮浪雲イタリア日記】 ミラノその3

「湖水地方」 ミラノからちょっと足を伸ばしてスイス国境近くのコモ湖へ。中央駅からローカル線に乗って約1時間。 ここはミラネーゼの避暑地として人気であるとともに、サイクリング(特にロードレーサー)には格好のコース。近くには「自転車の教会」とし…

イタリア・ファッションブランド 拒食症のモデルを起用して拒食症の現実を訴え

ベネトンの一連の社会的広告で知られるイタリア人写真家オリビエーロ・トスカーニ氏が、今回は拒食症のモデルを起用することで、拒食症の現実を訴えかけた。 体重31キロのフランス人モデルを起用したのは服飾ブランド「Flash&Partners」。広告には「No Ano…

【浮浪雲イタリア日記】 ミラノその2

「ミラノの市電」 ミラノの街を歩いていると、そこかしこで見かけるトラム(市電)。残念ながら今回は乗る機会はありませんでしたが、古い街並みにクラシックな車体がなじみますね。最近はドイツ製の無骨な車両も増えているようですが、オールドボーイズにも…

【浮浪雲イタリア日記】 ミラノその1

「ドゥオーモ」 ローマからミラノまでインターシティで移動。特急の指定席を取ったからといって油断はできない。みな好き勝手なところに座っているし、どう見ても無賃乗車な連中も結構いて、自分の席が空いているとは限らない。「君は何番?」「ここじゃない…

【浮浪雲イタリア日記】 ローマその3

「ローマは一日して成らず」 コロッセオにフォロ・ロマーノ。 コロッセオの下の方に見えているのは日本人ご一行様。 スケール感が伝わりますでしょうか? イタリアでは「東京ドーム○個分」ならぬ「コロッセオ○個分」 といった言い回しがあるのだろうか?? …

「題名のない子守唄」 トルナトーレ監督新作

「ニュー・シネマ・パラダイス」のトルナトーレ監督の久々の新作となる「題名のない子守唄」(原題 "La Sconosciuta")の試写版を見てきました。 人には言えない過去を持つ女、イレーナ。家政婦として入ったアダケル家での彼女の謎に満ちた行動。そしてアダ…

【浮浪雲イタリア日記】 ローマその2

「バチカン」 いまさら言うまでもなくカトリックの総本山にしてローマ法王のお住まい、そして世界最小の国。 といった能書きより、手前左の白いロングドレスの女性が映画「マレーナ」のモニカ・ベルッチを 髣髴とさせるシルエットで、少しドキドキ。残念なが…

【浮浪雲イタリア日記】 ローマその1

「ホテル中庭の眺め」 ローマ・テルミニ駅近くのホテルで荷を解いて、窓を開けて見た光景。 イタリア(特に中南部)では当たり前のどってことない眺めだけど、 映画「特別な一日」の1シーンを思い起こさせる中庭、そしてはためく 洗濯物。 ある日―その日は…

【浮浪雲イタリア日記】 ナポリその4

「カルミネ・マッジョーレ教会」 客引きや白タクのたむろする駅前広場から泥棒市場を抜けると、そこは 海岸通に面したカルミネ広場。その広場に静かにたたずむのがカルミネ・ マッジョーレ教会。 そこに至るまでの混沌・猥雑との格差・断絶ぶりが、まさに"N…

【浮浪雲イタリア日記】 ナポリその3

「街角の雑誌スタンド」 イタリアでは基本的に本屋では雑誌を置いておらず、雑誌はこのようなスタンドで売っています。 やはり多いのはサッカー関連と芸能関連。大人な雑誌は奥の方。子供向けは店の外のダンボール箱の上に。 イタリアでも日本のマンガはけっ…

イタリアでパスタ不買運動

イタリアで13日、パスタの値上に反発し、多くの国民がスーパーでの買い物時にパスタを買わないというボイコット運動に出た。 同国では、小麦価格の値上がりを背景に、今後数カ月内にスパゲティの価格も上がることがほぼ確実視されている。たとえ数円程度の…

【浮浪雲イタリア日記】 ナポリその2

「走る人@ナポリ国立考古学博物館」 絶妙なポーズと微妙な表情がなんともシュールなブロンズ像です。 ここナポリ国立考古学博物館は、古代ギリシャ・ローマ時代の 収蔵品が豊富で、大変見ごたえがありました。入場料9ユーロ。 地下鉄ピアッツァ・カヴール…

【浮浪雲イタリア日記】 ナポリその1

先週1週間、駆け足でイタリアを回ってきました。 特にあてどもなく、フラフラ・ブラブラと・・・ 題して「浮浪雲イタリア日記」、気まぐれアップしていきます! まずは初日に行ったナポリより、ピッツァ・マルゲリータ3ユーロ也。 安い!うまい!でかい!の…

ピンパ 【新着DVDのご紹介】

イタリアで大人気の子供向けアニメ「ピンパ(PIMPA)」のDVDを取り揃えました。 日本語・イタリア語、それぞれ対応しているので勉強になりますし、なにより愛らしいキャラクターやイタリアらしいきれいな色使いで、大人も子供も楽しめるDVDです。 また、…

キスの起源は身体チェックだった?!

キスの起こりはワインの歴史とからんできます。 古代ローマ時代、まだまだワインが貴重品であった頃、ワインは成人男子だけに許された飲み物でした。そこで、家のあるじは帰宅すると、留守中に奥さんがワインを盗み飲んでいなかったか確認するために、口を当…

留学セミナー

9月1日・2日、京都と大阪でイタリア会館留学セミナー『いよいよ行こう!』が開催されました。当日は留学経験者3名にご来館いただき、映像を交えて貴重な体験談をお話いただきました。このセミナーを聞き逃した方も、留学相談は随時受け付けておりますので、…

パバロッティ氏 逝く

世界のオペラファンを魅了したイタリアのテノール歌手、ルチアーノ・パバロッティ氏が9月6日、同国北部モデナの自宅で死去した。71歳。昨年、すい臓がんが見つかり手術を受け療養中だった。世界3大テノールの中でも陽気な個性で人気を集め、張りのある…

京都シネマが割引に!【イタリア会館受講生・友の会限定】

すでに話題沸騰の「イタリア的、恋愛マニュアル」、そして「ニュー・シネマ・パラダイス」のトルナトーレ監督の最新作「題名のない子守歌」。京都シネマで上映されるこれらの映画が、イタリア会館受講生・友の会限定で、通常1,800円(一般)のところが…

セリエA 開幕!

今シーズンのセリエAがいよいよ開幕しました。 緒戦は8月26日(現地時間)に行われ、リーグ3連覇を目指す王者インテルはウディネーゼと1―1のドロー。開幕戦を白星で飾れず。 インテルは前半先制したものの、試合ロスタイムに自殺点を許し、勝ち星を逃…

クロスワード 締切り間近!

先月号のコレンテで出題した「クロスワード・イタリアーノ」。いよいよ今月末が締切です。 すでに数名の方が全問正解をクリアされていますよ~。 現在、格闘中(?)の方も、賞品目指して、もうひとふん張りがんばってください!

シュークリームの大聖堂

ピサに出現したシュークリームでできたトリノ大聖堂。伝統のシュークリーム祭りに出品されたもので、使用されたカスタードは500キロ、シュークリームは5万個に上った。 崩れ落ちないか、冷や冷やものですね~。

写真展「日本とイタリアの祭り」

京都市国際交流会館(蹴上)で写真展「日本とイタリアの祭り」が8月29日(水)~9月2日(日)に開催されます。(入場無料) イタリア人カメラマンが撮った日本の祭り、日本人カメラマンが撮ったイタリアの祭り。それぞれ、どのような視点を投げかけてく…

マテラッツィが真相を激白 「ジダンは何を許せなかったのか?」

2006年W杯でジダンの頭突き事件を誘発したマテラッツィが、現地誌でついにコトの真相を明らかにした。 「彼(ジダン)のシャツをほんの数秒つかんだら、頭から足元まで横柄に俺を見て、『シャツがほしいなら、試合が終わったらくれてやる』と言われたん…

イタリア会館、空調工事中

これまで開館以来35年間使ってきた古式ゆかしい全館集中空調だったため、使い勝手が悪く、しかも音や震動でご迷惑おかけしてきておりました。 このお盆休み中に全部屋、個別のエアコンに入れ替え、休み明けからは快適になりますので、お楽しみに! それに…